バイクは移動手段として公道で走行するだけではなく、サーキットで走行を楽しむこともできます。 サーキット走行となると、専用車両を用意しなければとか、トランポ(トランスポーター/運搬車)を準備しなければと考えられる方も多いでしょうが、自走車両でもサーキット走行は可能です。 自走の場合、中・大型バイクは走行会から、となるでしょうがミニバイクであれば通常の走行枠でも比較的簡単に走行することができます。 (混雑時はペースの違いから危険になることもありますので、各サーキットに予めお問い合わせ下さい) 自走でのサーキットデビューで押さえるべきポイントはいくつかあります。
■ バイクの準備
サーキットデビューを控えていて、期待と同時に不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 サーキットデビューを思う存分楽しみたいと考えるのであれば、走行前の準備が大切です。 サーキットに余裕を持って到着しておくと、走行前の準備も余裕を持って行うことができます。 サーキットに到着して受付を済ませたら、マシンの準備を始めます。 なお、サーキットによってはライセンスが必要になる場合もあります。
走行前には、ヘッドライトやウインカー、反射板、ストップランプなどの灯火器類にマスキングをします。転倒時に割れて飛散してしまうと怪我をしてしまう可能性があり、転倒時のケガを最小限に抑えるためにもマスキングは大切です。 また、タイヤの空気圧調整を行います。 空気圧調整は、バイクセッティングの基本と言われており、走行前のタイヤが冷えた状態で値を図ります。 規定値を基準に考えて自分の好みで調節しましょう。 サーキット走行では街乗りに比べて体を使うので、しっかりとストレッチなどの準備体操をしてから乗り始めましょう。
■ 装備
バイクでの走行中は、何らかの要因で転んでしまうこともあります。 二輪車である以上避けられないことではありますが、ミニバイクとはいえども転び方が悪いとケガをすることもあります。 サーキット走行では、できる限りケガをしないために、体を保護するための装備を装着します。 基本的に装備をきちんと身につけていないとサーキットで走行させてもらえないので、必要な装備は多少お金がかさんでも、しっかりとした物を揃えておく必要があります。 ヘルメット、グローブ、ブーツ、レーシングスーツ(革ツナギ)はサーキット走行で欠かせないアイテムです。
万が一の時に備えたいという方は、脊椎パッドを装着すると良いでしょう。 脊椎損傷のリスクを避けるための道具なので、初心者は特に、薄いタイプでも身につけていると安心です。 また、近年ではチェストパッド(胸部保護パッド)の使用も推奨されるようになってきました。 そしてエアバックも徐々に普及しつつあります。 MFJのレギュレーションではヘルメットリムーバーの装着も義務付けられるようになってきました。
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